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「そういえば、カミュは春画は借りていかなかったみたいだね」
「ガキ二人いるのに借りるわけねぇだろ、大体貸した日には双子に異次元送りやられちまう」
マグカップに口をつけつつアフロディーテが言うと、さも当然という風にデスマスクが答えた
「『春画』とはなんだね?」
「端的に説明するなら中世日本のポルノグラフィーですよ」
「な!!お・・・お前、そんなもの持っているのか?!」
「あ、俺見たい!今度貸してくれ!」
素朴な疑問を口にしたシャカにムウが説明
アイオリアは耳まで真っ赤になって立ち上がり、狼狽しつつ問いかけ
ミロはいかにも興味津々と言った風に頼み込む
その様子を見ながらシュラは溜息混じりに言葉を漏らす
「俺も知ったときには驚いたがな」
それを聞いてアイオリアは驚いたようにそちらを振り返る
「知っていたのか?」
「・・・まぁ、一応」
「・・・・・・・・・スケベ」
その一言と共に向けられた視線は、弟子が絡んでいない時のカミュくらいに冷ややかなものだった
「べ、別に見たわけではないぞ!!」
慌てて否定するものの「ふん!」と更に冷たく返され、更に視線すら逸らされてしまう
「慌てることはありません、それは人間の本能に根ざしたものです」
「だから見ていないといってるだろうが!!・・・俺がそれを知ったのはそこの二人の話からだ」
何処か楽しんでいるようなムウの言葉を語気を荒く否定した後
小さく咳払いをして言葉を続けると、デスマスクとアフロディーテは苦笑いと共に首肯いた
それを見たアイオリアは「まぁ、いいけどな」と、コーヒーを注いだマグをシュラに差し出す
「これも言い訳だが、纏め買いした『浮世絵』に2枚ほど混じってただけで、それ目当てじゃなかったんだぞ」
デスマスクのその言葉を信用した者はいなかったらしい
後日、聖域に遊びに来た星矢が『春画』を見つけ、ご丁寧にも教皇宮にそれを持って行き
アイオロスにどういう経過で見つけたのか問われ「巨蟹宮の探検中」と答えたために
デスマスクはシオンとサガにダブルで説教をされる破目に陥ったらしい
※不幸なのはシュラなのかデスさんなのか・・・
「ガキ二人いるのに借りるわけねぇだろ、大体貸した日には双子に異次元送りやられちまう」
マグカップに口をつけつつアフロディーテが言うと、さも当然という風にデスマスクが答えた
「『春画』とはなんだね?」
「端的に説明するなら中世日本のポルノグラフィーですよ」
「な!!お・・・お前、そんなもの持っているのか?!」
「あ、俺見たい!今度貸してくれ!」
素朴な疑問を口にしたシャカにムウが説明
アイオリアは耳まで真っ赤になって立ち上がり、狼狽しつつ問いかけ
ミロはいかにも興味津々と言った風に頼み込む
その様子を見ながらシュラは溜息混じりに言葉を漏らす
「俺も知ったときには驚いたがな」
それを聞いてアイオリアは驚いたようにそちらを振り返る
「知っていたのか?」
「・・・まぁ、一応」
「・・・・・・・・・スケベ」
その一言と共に向けられた視線は、弟子が絡んでいない時のカミュくらいに冷ややかなものだった
「べ、別に見たわけではないぞ!!」
慌てて否定するものの「ふん!」と更に冷たく返され、更に視線すら逸らされてしまう
「慌てることはありません、それは人間の本能に根ざしたものです」
「だから見ていないといってるだろうが!!・・・俺がそれを知ったのはそこの二人の話からだ」
何処か楽しんでいるようなムウの言葉を語気を荒く否定した後
小さく咳払いをして言葉を続けると、デスマスクとアフロディーテは苦笑いと共に首肯いた
それを見たアイオリアは「まぁ、いいけどな」と、コーヒーを注いだマグをシュラに差し出す
「これも言い訳だが、纏め買いした『浮世絵』に2枚ほど混じってただけで、それ目当てじゃなかったんだぞ」
デスマスクのその言葉を信用した者はいなかったらしい
後日、聖域に遊びに来た星矢が『春画』を見つけ、ご丁寧にも教皇宮にそれを持って行き
アイオロスにどういう経過で見つけたのか問われ「巨蟹宮の探検中」と答えたために
デスマスクはシオンとサガにダブルで説教をされる破目に陥ったらしい
※不幸なのはシュラなのかデスさんなのか・・・
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